Genel
この授業では、前学期の「作文I」 (JPN305 Yazılı Anlatım I)に引き続き、日本語によるビジネス文書や学術的文書(レポート・論文など)を書くために必要な文章(「理論的な文章」)の表現技法について演習を行う。文章表現の技法は、前述のYazılı Anlatım Iと合わせて受講することが望ましい。
今学期では、まず段落の構成のしかたについて学習しながら、実際に日本語で書くという作業を毎週行うことにより、これまで学習した日本語文法の習得を確認する。また、読み手に対して最大限に配慮した文章を書くためにはどのようなことが必要かなどについて前学期に引き続き、考えながら技術を身につけていく。中心となるトピックは、「段落の構成の仕方」、「ビジネス文書における敬語の使用」、「Eメールの書き方」、「手書きの手紙の書き方」、「模擬エントリーシート」である。これらの定着を、実際に文章表現を実践することで身につける。
なお、授業はすべて日本語で行う。受講生はあらかじめ指定された課題について、毎回授業の前に事前に予習および準備を行うこと。