Genel
この授業では、日本語によるビジネス文書や学術的文書(レポート・論文など)を書くために必要な文章(「理論的な文章」)の表現技法について演習を行う。文章表現の技法は、次学期に開講されているYazılı Anlatım IIと合わせて受講することが望ましい。
今学期では、まず文章によるコミュニケーションの特徴について解説したのち、実際に日本語で書くという作業を毎週行うことにより、これまで学習した日本語文法の習得を確認する。また、読み手に対して最大限に配慮した文章を書くためにはどのようなことが必要かなどについても考える。中心となるトピックは、「事実の記述と意見の相違」、「読みやすい語順」、「一文の適切な長さ」、「適切な語句の選択」、「推敲の重要性」である。これらの定着を、実際に文章表現を実践することで身につける。
なお、授業はすべて日本語で行う。受講生はあらかじめ指定された課題について、毎回授業の前に事前に予習および準備を行うこと。